リハステーションゆすは、高次脳機能障害の方の支援をしています。
利用者のAさんは、
・複数のことを同時に処理することが難しい注意障害と、
・空間の左側の認識が低下している左半側空間無視
の症状を持ちながら、地域で単身生活しています。
Aさんが、「リハゆすからフレスポまで自分で行ってみたい!」
という希望がありました。
早速、電動車椅子での外出訓練として、10月の気候の良い暖かい日に行いました。
リハゆすからフレスポまで行くには、2つのルートがあります。
ひとつは、天保山大橋を渡るルート。もう一つは、天保山シーサイドブリッジを渡るルートです。
訓練当日の朝までは、天保山大橋を渡るルートで行くことを決めていました。
しかし、当日になり、「あっち(天保山シーサイドブリッジ)から行ってみたい。歩道橋を渡ってみたい。」
と希望がありました。
実際の訓練の様子をお伝えします。
14時15分 リハゆすスタート
14時16分 さっそくアクシデント発生😲
交差点の段差にひっかかり、身動きが取れなくなる。ここは職員の介助で無事脱出。
14時35分 鹿児島新港付近通過
「んっ?これはあっちにいくやつだな!?」と渡りたかった歩道橋は、鹿児島新港のフェリーターミナルに行くもので、思っていたところにはなかったと勘違い。
14時45分 天保山シーサイドブリッジ付近
「歩道がない!?」橋には反対側にしか歩道がなく、仕方なくUターン…😢
14時55分 天保山シーサイドブリッジ無事通過~♪
桜島を背景にパシャリ📷
15時10分 リボン館前の横断歩道を横断中。
15時15分 フレスポジャングルパークの裏に到着
「ここはどこけ~?」普段見ている正面から見たフレスポと違い困惑…😟
15時20分 無事到着😊
Aさんの感想は、
「よか勉強になった!段差がどこにあるか分かったから、今度は自分で行ける気がする。今度はもういっぽうの道で練習したい!」
次回、パート2をお楽しみに🎵